鞄はお洋服と違い、さまざまな生地、パーツ、芯材などの材料が使われます。
このコーナーでは、特によく使われる(トニースタイルでよく使っている)カバンの生地、材料を紹介していきます。
(生地屋さんや金具屋さんに通じないトニースタイル独特に使われる用語もあります。
あしからず^^;)



<生地のはなし>
最も重要な生地選び。用途やデザインで、慎重に選びましょう。


【ポリエステル600デニール・600D】
600デニール     600デニールドット柄
ポリエステル600デニール生地です。600Dや、ポリ600などとも言われます。
安価で丈夫な生地で、カバンではメジャーな生地です。
色も柄も豊富で、どこのブランドさんも幅広く使われています。
裏コーティングを「PVCコーティング」にしたり、「PUコーティング」にすることで、同じ600Dでも風合いが全く異なった仕上がりになります。



【ナイロン1680デニール(1680D)】
1680デニール     1680デニールドット柄
ナイロン1680デニールは太いナイロンの編み込みで耐久に優れた非常に強い生地です。
その特性を生かして、主にビジネスバッグや、ミリタリー系ファッションのバッグに使用されたりします。
トニースタイルも1680シリーズを販売しております^^
↓ご興味ある方は是非ご覧ください^^;
丈夫な生地の1680デニール



【ナイロンツイル】
ナイロンツイル     ナイロンドビーツイル
ナイロンツイルはやや光沢があり、高級感のある素材です。
例の有名な日本のバッグブランドのメインシリーズに使わているアノ生地です^^
裏コーティングにもよりますが、生地自体は柔らかく軽いのが特徴です。
デニール数が高くなる程、よりラインがハッキリと見えるようになり、メンズライクなバッグの仕上がりになります。(右写真)



【ナイロン210デニール】
ナイロンツイル     ナイロンドビーツイル
210デニールナイロンは、主に裏地に使用されます。
生地自体は地味なので、トニースタイルでは、これにプリントや柄織りを施してゴージャスな裏地に仕上げています^^;
折畳んでもゴワつかないので、エコバッグなどのポケッタブルバッグの用途にも適しています。



【帆布(キャンバス)】
帆布キャンバス     帆布キャンバス
綿素材の帆布です。キャンバスとも言われます。
様々な号数があり、生地の厚み(織りの細かさ)が変わってきます。
厚み(織りの細かさ)を表す数字として、「号数」と「オンス」がありますが、号数は数字が増えるに連れて厚みが薄く(織りが細かく)なり、 オンスは数字が増えるにつれて、厚みが増し(織りが粗くなり)ます。
また、綿素材で染色堅牢度が弱く、基本的に色落ちしますので色付きのキャンバスは注意が必要です。



【帆布(キャンバス)<パラフィン加工>】
帆布キャンバスパラフィン加工     帆布キャンバスパラフィン加工
帆布(キャンバス)生地にパラフィン加工を施したものです。
パラフィン加工とは、「ロー引き」のことで撥水効果に優れた帆布生地となっております。
独特の硬さと風合いが人気の生地でもあります。




【ボンディングメッシュ】
ボンディングメッシュ
リュックの背面の王様!「ボンディングメッシュ」です。
蒸れ防止や通気性を高めるための機能として、リュックやウエストバッグの背面に使用されます。
一時期、この「ボンディングメッシュ」で仕上げたカバンが流行った時期もありました。



【テープ(ウェービング)】
ウェービングテープ   ショルダーテープ   PPテープ
持ち手や、ショルダーに使われるテープも、これまた様々な材質や織り方があります。
こちらの写真では、左から「PPテープ」(高密度)・「アクリルテープ」・「ナイロンテープ」となっております。
真ん中の写真のように「ラメ入りテープ」「ストライプ(ライン入り)テープ」など種類も様々です。
尚、テープ幅は規格幅となっており、5mm幅間隔で種類があるんですが、なぜか、30mm幅の次は38mm幅となります。




<コーティング(ボンディング)のはなし>
かばんに使用する生地は、お洋服・アパレルの生地と違って、
カバン自体を自立、強度が必要になるので生地の裏側にコーティングが施されます。
ここでは、一般的なメジャーなコーティングの種類をご紹介いたします♪


【PUコーティング】
PUコーティング
先ほどの生地のご紹介(600D)の時に出てきましたが、カバン生地の「2大コーティング」
「PUコーティング」です。^^
張りがあって、生地自体も軽量仕上がりです。


【PVCコーティング】
PVCコーティング
カバン生地の「2大コーティング」のもう一つ
「PVCコーティング」です。^^
こちらは塩ビのコーティングとなるので、かなりしっかりとしたカバンが出来上がります。


【EVAコーティング】
PVCコーティング     帆布キャンバスパラフィン加工
弊社では主に、目の粗い「帆布(キャンバス)」素材にかけているコーティングです。
色は白っぽく、しっかりとしたコーティングで生地の滑脱を防ぎます。


【不織布ボンディング】
帆布キャンバスパラフィン加工
こちらはコーティングではないのですが、「不織布をボンディング」する方法もあります。
えっ?不織布って、あの不織布ですかー?
そうなのです。薄い張りのないような生地には不織布をボンディングしてコシを出す手法は、カバン業界では常套手段なのです^^




<金具のはなし>
時には実用性に、時にはデザイン性に、、、、
こんな色々なパーツを使えるのはカバン作りならではの楽しみです♪


【マグネットホック】
マグネットホック
ワンタッチで開閉のとっても便利なマグネットホック。
力要らずで便利です。



【ハトメ(はと目)・アイレット】
はと目・ハトメ
ハトメ、はと目、鳩目、、、
英語を使うと「アイレット」!
言い方ひとつで、なんか別のものみたくなりますよね。
本来はリング(金具)や紐(革紐)などを通したりする時の補強用に使用したりしますが、ファション性としても多様されます。
ニッケル、つや消し、黒ニッケル、アンティック、黒塗、、、、
色んな色にできます◎


【カシメ(リベット・中空鋲)】
カシメ・中空鋲
カシメ。形状は異なりますが、リベット、中空鋲とも言います。
例えば、トートバッグの持ち手と本体つなぎ目の部分に打ち込んで「補強」の仕事をしたりします。
「スタッズ」は主にファッション性に使われます。



【なすかん(ナスカン)】
なすかん
ナスカンといっても、色々な形状(種類)があります。
アミナス、鉄砲ナス、カニカン(缶詰めじゃないよ^^;)、レバーナス。
それぞれに特徴があり、値段の差もあります。
仕上げたいバッグによって金具の形状も考えなければなりません、。




<芯材のはなし>
カバンの仕上がりの風合いを左右する芯材選びは、生地(素材)選びよりも重要だと考えています。
私たちは、「神(しん)材」と呼んでいます。(ウソです、、、)


【ベルポーレン芯】
ベルポーレン芯
主に底芯に使用されるベルポーレン芯は、硬さも厚みも色々あります。
薄いベルポーレン芯は、湿気や暑さで反り曲がることもあるので注意が必要です。



【スポンジ芯】
スポンジ芯     スポンジ芯2
名称とおりそのままです^^;スポンジ、、
生地のコーティングの薄いものと組み合わせて、コシがあるのに「軽量」のカバンを作ることができます。



【ペフ芯】
ペフ芯     ペフ芯2
先ほどのスポンジ芯の密度をギュッとして固くしたイメージです。わかりずらい^^;
軽量かつ、スポンジ芯よりコシのある、しっかりと自立したバッグが作れます。



【わた芯・キルト芯】
わた芯キルト芯
キルティングのバッグなどに使用されているのでとてもメジャーな芯材といえます。
柔らかな風合いのバッグに仕上げれます。



【ウレタン芯】
ウレタン芯     ウレタン芯
硬さ的にはスポンジ芯とペフ芯の中間くらいの硬さとなります。
薄い生地にボンディングができるので、とっても軽量なカバンが作れます。


【紙芯】
紙芯
そうです。紙です。カバン作りでは「紙」も立派な芯材となるのです。
ハンドバッグや、ビジネスバッグなどの「カチッと系のバッグ」に主に使用される芯材です。



【ボンテックス芯(テックス芯)】
ボンテックス芯
先ほどの「紙芯」の代わりに使用される芯材です。
紙芯より、湿気による反りや折れ曲がりに強い芯材です。
もちろん、その分「紙芯」よりも高価になります。


【PVC芯(ラバー芯)】
ラバー芯     PVC芯
トートバッグ(レディース系)の底面によく使われたりするPVC芯です。
ベルポーレン芯みたくガチガチの底板よりも、ソフト~に、優しく仕上げたい時に使います。



いかがでしたでしょうか?ほんの、ほんのごく一部のバッグに使用する材料をご紹介しましたがバッグ作りにご興味湧いてきましたか?^^
トニースタイルでは、生地屋さん、金具屋さんとの幅広いネットワークを持っていますので、カバンに使用する お探しの生地、金具、材料などありましたら、是非ご相談くださいね。


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